学生や若者の居場所づくり~情報交換・見学

キャリアに人生に迷う学生や若者とおとなの交流から何かを生み出したい。

石巻 しゅろハウスに行ってみよう

【日時】2023年1月27日(金) 13~15時30分

【各自参加】石巻に昨年できた高校生が主役のサードプレイス「しゅろハウス」にお邪魔させていただきました。 

※参加料 無料(交通費・昼食代実費)

【報告】 高校生・卒業生にとってのしゅろハウスの居場所としての役割とともに、高校生の進路、教育のあり方なども教えていただき、大変勉強になりました。「普段から信頼関係を作れるかどうかが大事。誰でもいい。誰か一人いれば救われると思う。」という伊勢さんの言葉がとても印象に残りました。

(参考)しゅろハウス紹介記事(by及川徳子さん) https://tokukooikawa.com/20220816203219/ 

NARITA マルシェかふぇ に行ってみよう

【日時】2023年1月21日(土)13~16時 成田5丁目会館

【各自参加】富谷市成田の「Naritaマルシェ」という場づくりの活動をご存知ですか?

いろいろなイベント を開催されているなかで、1カ月に一度のNarita マルシェかふぇ

 1月21日(土)13~16時開催分

にいっしょに参加してみませんか。

【報告】地域の老若男女が思い思いに集っている雰囲気がとてもよかったです。参加費200円でおいしいおにぎりなども食せて「おとな食堂」みたい! いろいろな方とお話しできました。


のびすく泉中央「4プラ」を見学させてもらいました

 【日時】2022年9月25日(土) 泉図書館4階のびすく泉中央「4プラ」

【報告】居場所妄想会のメンバー6名で泉図書館4階にある、のびすく泉中央「4プラ」へ見学に行ってきました。4プラは中高生が放課後や休日などにふらっと立ち寄って思い思いの過ごし方ができる場所で、居場所妄想会のメンバーの湧雅くんが働いている場所でもあります。

普段は中高生以外の人は中に入れないので(例外はありますが)、見学できたのはそれだけで貴重な体験でした。湧雅くんが案内してくれたほか、館長の小川さんからも詳しい説明をしていただき、利用してもらうためにどんな工夫をしているのか、実際に中高生はどんな使い方をしているのかなどを知ることができました。

写真をシェアしたいところでしたが、残念ながらNGだったので施設について簡単に説明。

卓球台や漫画本、楽器、カードゲーム、イラストを描くためのペンなど、物が充実していました。ちなみに卓球台は3時間待ちのこともあるほどの人気だそうです。

ダンスに適した鏡張りの個室は、少人数で集まってイベントをしたり、くつろげたりするスペースでした。

廊下の脇の広すぎない空間に配置された机と椅子は、落ち着いて勉強するのに良さそうでした。

昔プラネタリウムだった部屋を利用したホールもあり、暗くして怪談話をしたり、カラオケ大会などに使用しているそうです。

壁には中高生が描いたイラストや、大学生スタッフが中高生のために作った壁新聞のようなものなどが貼られており、見ているだけでも楽しくなる空間でした。

自分が高校生だったら、絶対通っただろうな〜、羨ましい!と思いました。とはいえ、最初は近くの学校の生徒会長一人しか来てくれなかったところから始まったそうです。それが、友達を2、3人連れてきてくれて、またその人たちが友達を・・・と徐々に広がっていったそう。

クチコミは侮れないとおっしゃっていました。

本当にとても参考になりました。

今後の居場所づくりに役立てていければと思います。

あなたにとっての居場所はどこ?

【日時】2022年11月3日木曜日 15:10〜15:50 TOMI+3階(だれでも凸凹文化祭時)

【来場者参加型】 あなたがほしい居場所、私がほしい居場所。みんなで職場や家庭以外のあったらいいなの第三の居場所(サード・プレイス)を妄想しませんか。

【開催報告】 当日の別の行事の参加者、富谷塾に関心のある方など初めて会う方も多いなか、あみぞうさんを皮切りに参加7名がそれぞれにとっての居場所への考えをおしゃべり。「みんな居場所をさがしている」という居場所妄想会の原点に立ち返ることができました。

「Leave No One Behind」をめざして、さまざまな居場所が富谷にできるといいですね! ~家庭・職場/学校・複数のいろいろな居場所を行ったり来たりする生活で毎日をディズニーランドより楽しく!~

 

無料塾 を見学させてもらいました

退職教員3名が泉区内市民センターでされている 無料塾 を見学させていただきました。7年前から継続されているとのこと。

・自学自習していて、わからないところを教える(理科社会などで、わからない問題はいっしょに考えるスタンス)かたちで進めておられるそうです。見回って声がけするようにされていました。

参加者はきわめて静かに学習していました。保護者が国家資格の勉強をされている母子もいて、印象的でした。


不登校や居場所についての意見交換会

【日時】2022年7月20日(水)13:00-15:00

【場所】富谷市まちづくり産業交流プラザ(TOMI+)3階イベントスペース

【内容】東北大学教育学部が実施する社会教育主事講習のグループワークに協力するかたちで、『不登校』、『居場所』、『地域(社会)とのつながり』についての意見交換会を開催することになりました。支援者、当事者、関心のある方など、さまざまな立場の方の意見を聞きたいとのことです。テーマに興味のある方なら、どなたでも参加できます!

【開催報告】

昨日「不登校や居場所についての意見交換会」を開催しました。スタッフを合わせて合計23名という多くの方にご参加いただき、皆さんの関心の高さを改めて実感しました。

参加してくれたのは、不登校のお子さんを持つ保護者の方、居場所や子どもの遊び場作りに携わっている方、ユネスコ協会の方、教員の方などさまざまな立場の方でした。

不登校になったきっかけや保護者の悩み、どんな居場所があればよいのか、地域として何ができるか、などについて意見交換を行いました。それぞれ異なる視点からの意見を聞くことができ、とても有意義な会となりました。

宮城県は不登校が多いことで知られていますが、今回のような場を持ち、みんなで協力・連携していくことで、きっと良い方向に向かうのではないかと感じました。

参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!このような形でつながりを持てたのも何か縁です。今回限りで終わりにせず、今後も皆さんと何かできればと思いますので、よろしくお願いします。

最後に、このような場を設けるきっかけを作ってくださった東北大学社会教員主事講習受講者の皆さま、ありがとうございました。

学校の居場所づくりプロジェクト ミーティング

【日時】2022年9月1日(木) 20:00〜21:00

【開催報告】学校の居場所づくりプロジェクト第一回ミーティングを開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!今日は不登校や居場所について、自由にお話しする会でした。今後も居場所の実現に向けて活動していきますので、今回参加できなかった方もよろしくお願いします!


居場所を考える

「居場所がないと感じるきっかけ」「欲しい居場所」は人それぞれ。

「誰にとっても心地のよい居場所はつくれないけど、居場所がたくさんあれば、どこかに自分の居場所が見つけられるかも」は私たちのキーワード。

それぞれの「あったらいいな」の妄想から居場所をさがそう、つくろう! という居場所妄想会では、居場所についての情報交換・見学会・学びをしています。

 

よりみち文庫(山形)共同代表 滝口克典さん 小笠原千秋さんからの示唆

3/26(日)やまがた一箱古本市で初めてお会いし、4/9(日)・6/11(日)「ためし読み読書会」に参加させていただくかたちで、山形 よりみち文庫さんの滝口さん・小笠原さんと、さまざまなお話しをさせていただいたり、これまでの活動についての冊子や論文をいただくことができました。

居場所づくりについて、大変多くの示唆を得ることができました。

参加した古藤が考えさせられたことを、忘れてしまわないために、少しずつ書き留めていきたいと思います。

〈居場所づくり〉実践者の「学びあうコミュニティ」はどのようにスタッフを育てているか     滝口克典著 山形大学教職・教育実践研究   18 31-42                


 (大切だと感じた点~~上記論文からの抜粋です)

 ・居場所の「弱目的性」 利用者それぞれが自由に関与の度合いを選択できる ゆるさ あいまいさ 冗長性 遊びと隙間のある時空間

 ・場をつくる人と利用する人との連続性   専門職化は、そうした共同性にくさびを打ち込み、人びと支援する側/される側に分断・固定化する怖れ

 ・1)居場所とは何か、2)それを成り立たせるためにスタッフは何をする/しないか、3)可能にする組織・経営 の3つを問い続けることの可能性

   ~とくに1)利用者がそこに居場所を見出すとはどういうことかへの理解

 ・現場の実践知を深くすくいとる言語化とその共有  自分たちの強み・保持している意識・無意識の諸資源の洗い出し を協同で行うこと

 ・「半栽培」という考え方  野生を活かしつつ、すこしだけ手をかける「半」のかかわり

  ~完全なる栽培でも、完全なる野生でもない、その「あいだ」を行く学びの場のデザイン

まちあるきのススメ@ヤマガタ コミュニティツーリズム・ガイドブック 村山編     


 (やってみたいと感じた点~~上記冊子の趣旨紹介をかねて)

 地方からなぜ若者が去るのか → つまんない場所だから 多様な価値観・選択肢がない → 雇用機会や企業誘致以外に場所の文化的魅力を高める!

 →地方都市ヤマガタの文化的魅力を伝える人・もの・ことをたくさん拾い集める→実際にまちあるきをしながら、ヤマガタの文化的魅力を味わおう!

(おもしろいと感じた点)

 ・なぜ天童は「将棋のまち」になった?

   江戸時代、財政難から下級武士の内職として「将棋駒」の生産を奨励(家老の吉田大八が尽力=維新時新政府側について自刃)

   天童市将棋資料館 で将棋というゲームの期限・歴史、天童と将棋のかかわりがたどれる

   鉄道が旧藩の屋敷跡を横切るように引かれる 旧街道はすたれるが、突如温泉がわき(天童温泉)、まちを発展させる。

 ・神町のまちは「アメリカ」がそだてた?

   東根市神町は芥川賞作家・阿部和重の故郷で『ABC戦争』『ニッポニアニッポン』『シンセミア』『ピストルズ』『オーガ(ニ)ズム』などの舞台。

     1944年に「舞鶴海軍航空隊」飛行場(現在の山形空港)ができ、その後米軍基地があった街の人々の生き方群像が興味深い作品たちです。

   その阿部和重の生家はパン屋木村屋。道向かいに「あすなろ書店」があるなどを歩いてめぐる。

   アメリカの郊外っぽい風景13号線沿いの「空港ターミナルボウル」、

   西部劇に出てくるような外観の「JR神町駅」~進駐した米軍が物資輸送のために改築使用した駅~などに、

   アメリカの面影が残っていたということで、歩いてみてみたかった(近年取り壊されてしまいつつあるようです)。

   戦時中に食糧増産のための開拓の流れ、駐留米兵をあてこんだ歓楽街・青線地帯「赤門通り」「親不孝通り」などもあったそうです。

   近年子育てに適した街として「まなびあテラス」もできていますが、アメリカが深くかかわったまちの散歩はおもしろそうです。

いろいろなヒントが得られる冊子です。

聖地めぐり、地元学、工場見学、農業体験などその地の人・もの・ことを訪ねて歩くコミュニティツーリズムを、老若男女でやるのも楽しそうですね。

そこに住んでいるふつうの人に会いに行ってただ話を聴く、という傾聴ツーリズムなんかも意外に面白いかも!?