誰にとっても心地のよい居場所はつくれないけど、居場所がたくさんあれば、どこかに自分の居場所が見つけられるかも
それぞれの「あったらいいな」の妄想から居場所をさがそう、つくろう! という趣旨で、2022年1月に発足した居場所妄想会では、2024年2月現在、読書会、学び合い、カタルキク、、MusicLive、てつがくカフェ@とみやなどを開催しています。
「居場所」をわざわざつくらなくても、「居場所がない」と感じない社会になるといいな、と思いながら活動中です。
「居場所がないと感じるきっかけ」「欲しい居場所」は人それぞれ。
居場所妄想会はコロナ禍の2022年1月17日に「居場所に関する情報が欲しい」「居場所づくりをしてみたい」という富谷塾のメンバーが集まって、「あったらいいな」と思う居場所をそれぞれが出し合うところからスタートしました。
Aさん 働くママがちょっと愚痴を話せるような居場所をつくりたい。
Bさん ストレスや悩みを抱えている人たちに何かできないか。
Cさん 子どもの居場所、いっしょに何かできる活動が富谷に少ないのでつくりたい。
Dさん シニアのための居場所、市民活動による居場所を富谷につくれないか。
Eさん 孤立しがちな発達障がいの人の居場所や障がいのある人にも優しいまちづくり。
Fさん 定年後の居場所、組織で生きづらい人が自由に行動できる居場所が欲しい。
Gさん シェアハウスを運営している。共通のテーマをもった居場所があるとよい。
Hさん 行けば誰かいるここTOMI+が居場所になっている。
Iさん 皆が考える居場所を実現したい。
Jさん 居場所に関する情報発信、近所の人たちの見える化、居場所づくりをしたい。
その後、対面、オンライン、Twitterなどで何度か話し合い「居場所ってどんなところをイメージしますか」「現在ある居場所で行ってみたいと思うもの」「現在ある居場所が活用できていないのなら、それはなぜか」などをいろいろ出し合いました。
2022年4月14日に会の名称を「居場所妄想会」とし(それまでは「居場所研究会」でした)ました。
めざす方向は、「自分がここにいていいんだ」という感覚を持てる場所を「居場所」として、
1) ひとりでもいられるカフェ(そこに他者の存在を感じられるとなおよい)のようなマイプレイス
2)交流があり、つながりが感じられる場(部活やサークル、単発のイベント、お祭りなど)
が地域でもオンライン上でもたくさんあって、いろいろ選択できるようになるとよい、という姿です。
そのような姿をめざして、居場所さがしのための情報収集・発信や居場所づくりをできるところから始めていくこととしました。
居場所さがしは、Twitterで自分の好きな居場所を紹介することから始めました。
居場所づくりは、以下の3つから小さな第一歩を踏み出しました。
5月8日 学びの会(Twitterを通じた情報発信の仕方を学ぶ)とTwitterの開始
5月15日 ランチ会(定例富谷塾後とみやど「いい茶屋」にて)
5月18日 読書会(居場所に関する本を紹介して感想を共有する)
また、自分の参加する居場所があり、そのなかでつながりを感じられる地域をめざして、「そうだ、TOMI+に行こう! だれでも凸凹文化祭」の主催者として、活動を始めたばかりの団体としては、すこし大きな挑戦をしていくこととなります。
みなさんも「居場所妄想会」に入って、自分のほしい居場所をさがしたり、なかったらつくってみませんか。
2023.6現在年会費などは無料です。また、会員にならなくても、活動・イベントに参加することは可能です。